オーストラリアの家族法の改正について
2024年5月6日、オーストラリアで家族法の改正法が施行します。 現在日本では「選択的共同親権」の導入が衆議院を通過したことが大きく報じられていますが、今回のオーストラリアの家族法改正では、2006年に導入された「平等な共同親責任」という推定原則の廃止が決まりました。 今回は、オーストラリアの家族法…
2024年5月6日、オーストラリアで家族法の改正法が施行します。 現在日本では「選択的共同親権」の導入が衆議院を通過したことが大きく報じられていますが、今回のオーストラリアの家族法改正では、2006年に導入された「平等な共同親責任」という推定原則の廃止が決まりました。 今回は、オーストラリアの家族法…
オーストラリア連邦政府は、2023年から既存の法の抜け道を塞ぐとして大幅な雇用法の改正を行っており、2024年も次々と新たなルールが施行されることになっています。 今回は、その中で…
今回は、相続、財産分割を理由とする外国人への不動産譲渡について解説します。 外国人がオーストラリアの不動産を購入する場合 ご存じの通り、当地で永住者以外の外国人が不動産を…
皆さんは愛犬や愛猫を海外に連れて行った経験はあるでしょうか。 例えば、日本への帰国の際、ペットホテルに預けるのではなく気軽に一緒に旅行することができれば、きっと楽しいはず。…
英語では発音が難しかったり、電話口で綴るのが大変だったり、特殊な意味の言葉に聞こえてしまったり、と自分の名前に関してあらゆる場面で面倒な思いをしたことがある方はきっと筆者だけ…
当地に以前留学や仕事で滞在した方、永住している家族を訪問した方など、オーストラリアの金利が日本よりも有利な時代に当地で銀行口座を開設し、まとまった金額を銀行に残したまま日本に…
「山本法律事務所」で遺言書作成を受任する場合、夫婦やパートナー同士で同時に作成するケースが大半です。その場合、遺産の管財人、相続人としてお互いを指名し、配偶者が亡くなってしま…
今回は、オーストラリアのNSW州で不動産を購入する際の『200日ルール』について解説します。 外国人が不動産を購入する際のルール オーストラリア国籍、永住権を持たない人が当地居…
今回は、オーストラリアでの財産分割と税金の問題について解説します。 財産分割する際の課税リスクとは パートナーとの関係が破綻し財産分割を行う際、最も高額な資産は不動産というケ…
今回は、これから新たに建築を始めるOff-the-Plan物件の購入について解説します。 Off-the-Plan物件を購入する場合、誰も住んだことのない新しい物件に住むことができるのは当然のこと…
オーストラリアでもコロナ禍で多くの人の生活が大きく変化しました。生活パターンに影響が出たのみならず、ロックダウンのストレスや不安が溜まることで夫婦関係がギクシャクしたり、冷え…
前回の記事では、遺言がない場合、残された家族の相続手続きに大きな悪影響を及ぼしえることについてお伝えしました。 今回の記事では、故人が会社を経営していた場合について解説しま…
唐突ではありますが、死期は誰にもわかりません。わからないからこそ、自分の死後財産や負債が残された家族にどんな影響を与えるのかを考えておくことはとても大切です。 今回は、オー…
オーストラリアでは「結婚している場合」と「内縁関係(デファクト)としてパートナーと同居している場合」にあまり違いはない、と考えている方は多いかもしれません。しかし、日常生活を…
本コラムではこれまでに、オーストラリアの離婚に関する情報として、オーストラリアで離婚する際の条件やオーストラリアでの財産分割における別居後の遺産の扱いをお伝えしてきました。 …
オーストラリアの結婚と離婚について、結婚から別居に至る平均期間は8.5年、結婚から離婚までの平均期間は12.2年という2019年の統計結果があります。これは法律上、1年間の別居で離婚する…
オーストラリアでは不動産市場の上昇傾向が続いていますが、これを機に初めて自宅を購入しようと考えている方も多いのではないでしょうか。その際、「オーストラリアの不動産エージェント…
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個人売買のメリットは、一般的に、希望の品物を正規の店よりも割安で購入できることでしょう。その一方で「消費者法の保護の対象外」という大きなデメリットがあることも忘れてはなりませ…
2021年のAustralian of the Yearが先日発表されました。今年は、タスマニア出身のグレイス・テイムさん(26歳)が受賞。 テイムさんは高校1年生(15歳)の時、学校の数学の先生から性的…